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クリアファイル 紅葉狩

¥980 税込

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能「紅葉狩(もみじがり)」を描いた作品をクリアファイルにしました



「紅葉狩」とは、紅葉で色付いたもみじを眺めて楽しむことを指します

長野県戸隠山に伝わる「鬼女紅葉(きじょもみじ)伝説」が基となっている演目で、平維茂の戸隠山の鬼退治の話です。

「鬼女紅葉伝説」・・・

《長野県の戸隠、鬼無里、別所温泉などに伝わる鬼女にまつわる伝説で、勅命を受けた平維茂が八幡大菩薩より授かった破邪の刀で鬼女・紅葉と戦い、これを討ち取るという話。》


左側に描かれている女性が前シテである貴婦人、
真ん中の鬼女が後シテになります。

女性の装束はとても豪華で美しいですが、唐織の中には鬼女の身に着ける摺箔を着ているので人間では無い事がわかります。



ー 能「紅葉狩」のあらすじ ー


紅葉の盛りの戸隠山
平維茂が鹿狩りの途上、紅葉の下で酒宴に興じる婦人と侍女たちの一行に行き逢う

維茂は酒宴を妨げぬよう静かに通り過ぎようとするが、気づいた女たちに「是非ご一緒に」と誘われるまま、宴に加わる。

高貴な風情の女はこの世の者とは思えぬ美しさ。
酒を勧められ、つい気を許した維茂は酔いつぶれ眠ってしまった。
婦人はその様子を見届けると、姿を消してしまう。

その頃、八幡大菩薩の眷属、武内の神が戸隠山への道を急いでいた。
維茂の夢に現れた武内神は、先刻の女は鬼神の化身だと教え、維茂に八幡大菩薩から下された神剣を授ける。

維茂が目を覚ますと、辺りは異様な雰囲気に包まれていた。
やがて鬼神が正体を現し、維茂に迫る。
その形相は先刻の美貌とは似ても似つかぬ恐ろしいもの。
鬼神は光る眼を剥いて立ちはだかると、炎を吐いて火焔を降らし、維茂に迫る。
しかし維茂は神刀を以てこれに対抗すると、遂に鬼神を討ち取るのだった。


裏面の詞章


維茂が夢の中で武内神に先刻の女は鬼神の化身だと伝えられ、
起きた時に現れた鬼女達の様子が語られた部分です


「ふしぎや今までありつる女 取りどり化生の姿を現わし 或は巌(いわお)に火焔を放ち または虚空に焔をふらし」

(不思議にも今迄居た女が様々の変化の姿を現わして、岩に火を放ち空中に焔を降らせた。)


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サイズ:220mm x 310mm(A4サイズ)

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